昨日は70代の女性にお会いしてきました。
トラウマや心の傷と身体との関係性や、心理学などを海外で学んでらして
「光の手」の著者であるバーバラアンブレナンさんから数年間、直接指導をお受けになり
現在もドイツに通われて、心と体についての勉強を深めていらっしゃる方で
北海道で、様々な角度から心と身体についての長期講座を運営されてらして
30年近く、その業界で活動されている方です。
こんな素敵な方が北海道にいらっしゃるなんて、とても嬉しくて
すぐに問い合わせをして、3ヶ月前から予約をしていました。笑
長期講座は、定員になったらスタートするようなのですが
つい最近締め切りが終わったばかりなので
次のスタートはいつになるか分からないらしく
とりあえず、申し込みだけしておいて
講座が始まるまでは、月1で個人セッションを受けてその時を待つことにしました^^
それで昨日は早速個人セッションをお願いしたのですが
実際にお話しさせて頂いて思ったことは
やっぱり私は、色のついていない無色の方が好きなんだなって事です。
無言の安心感があって、その空気感が部屋中に充満していて
自分の感覚を信じられたり、自分の感覚を信じられない自分に対しても受容できるような
クライアント側が無意識にそう感じ取れるような雰囲気をお持ちの方で
好きな場所と、好きな人がまた増えた事に対する歓びで、昨日はとても満たされた1日になりました^^
*
私はこんな風に、何かの変化の助長があったり
環境や意識を変えていく選択をする時は、決まって断捨離をしたくなります。
本棚の整理や、クローゼットはもちろんですけど
PCやスマホのメール、デスクトップやホーム画面の整理もそうですし
しばらく使っていなくてもう必要のなさそうなもの、
あるいは、今後の自分には必要ないであろうと想定したものなど。
そういった物を整理しつつ、水まわりや窓の掃除なんかもします。
こうやって書くと、テキパキ動いてるんだろうって思われるんですけど
実際は、「よし、やろう」と決めてから行動するまでに結構時間がかかるタイプで
昨日決意して、今日の午後から動き出したところです。
なのでまだ終わっていないのですが。。。
こんなふうに中々断捨離がはかどらない事って良くあると思うのですが、あなたはどうですか?(私だけかな)
私はこんな時は、自分の内側について考えるようにしています。
いつかのブログか、SNSでも書いたような気がしますが
例えば、必要ないって分かってるのに、捨てることに不安を感じて、捨てない選択をした時は
その物を持っていることで、結果的に不安も一緒に持っていることになります。
「必要ない」と理解できているから
その物を見るたびに「いつか捨てないとね」と思う事になり
いざ捨てようと思うと「でも捨てた後に必要になるかもしれない」と不安を感じて
不要だと理解できているはずなのに、結局手元に残しておく。
それをずっと繰り返す事になるんですよね。
必要ないんだから、捨ててしまえばそれで済むのに
本当に起こるかも分からない「不安になる」という想像を優先して、捨てない選択をしてしまう。
これはとても分かりやすい、変化を怖がる心理なのです。
こちらの記事にも少しだけ書きましたが
変化をする時に、不安などの不快な気持ちになるのは本能的なものでして
あなたの意志の問題ではなくて、脳の防衛反応のようなものなのです。
(脳は変化をしない事が安全だと思い込むからです)
なので、だいたい大きな変化を望む時は、脳が防衛反応を起こして
変化をしない選択をあなたにさせて、いつものあなたに引き戻そうとするのです。
(断捨離に限らず、です)
断捨離って、なんのためにするのかと言うと
簡単に言ってしまえば、今の状況を手放して、自分自身や環境を変えたいからですよね^^
つまり、変化したいんです。
今の自分に納得してないんですよね^^
あなたは、変わりたいって願っているのでしょうし
あなたの無意識も、もっと変われるはずだって知ってるんです。
例えば、何度も何度も断捨離に挑戦しては失敗したり
いつも中途半端で終わってしまうのに
それでもまた、断捨離に意識が向くのでしたら
それはもうあなたの無意識が、「そうしなさい」と言ってるようなものですし
その先にある心の変化を、無意識も求めているという事で
無意識があなたに合図を送ってくれているのです。
だとしたら、その望みを叶えてあげればあなたは成長できますよ、という事になりますよね。
「捨てるのは不安だから今は取っておいて、いつか捨てよう。」
「また今度にしよう」
こういった選択を繰り返すことは、断捨離をして変わりたいと願っているのに
「私は変わらない選択をします」と判断し続けている、という事になります。
そしてもっと言うと
「変化をする」と言うのは、これまでの自分の価値観を捨てることでもあります。
いつもの自分の価値観を大切に握りしめているようでは、変化は訪れませんよね^^
なので、必要のないものを手放す事で、これまでの価値観も一緒に捨てるんです。
その為には、脳の防衛反応である不安や不快な気持ちを受け入れて、変化する事を選ぶ必要があります。
(断捨離にしてもそうですし、それ以外であなたが求めている変化に対しも同じです。)
なので不安を感じたら、その不安を意識にあげて
「今は変化の時なんだな」と受け入れて、その不安と一緒に進むんですよ^^
それが変わるという事。
もしかすると、結果的に物を捨てた事を後悔することもあるかもしれませんが
変化に失敗は付き物ですし、失敗も受けれられるようになると、グンと成長できます。
「成功している人ほど沢山の失敗をしている」
良く聞く言葉ですけど、まさにこれですね^^
(そんなような事を以前ツイートしてたので私のツイートも貼っておきます。)
失敗しないように生きていく人生が、「人生の成功」なんじゃない。失敗して経験して、自分のものにしていくことが「自分の人生」を生きているという事で、これが結果的に「あなただけの成功」に繋がる。皆と同じ「成功」を求めなくて良い。まずは「失敗」に対するジャッジを外して自分らしく生きよう。
— 佐藤小雪 (@koyuki082) June 17, 2018
良く、手放せば新しいものが入ってくると言いますけど、それは物理的な物だけとは限りません。
例えば、不要な物を手放した事で
新しい価値観が手に入るのかもしれないし、今までとは別の考えに出会える事かもしれませんね。
個人的には、物理的なものより、内面の変化を得たいタイプなので
こういった変化の方が私としては嬉しいのですが
もうそれこそが断捨離の素敵なところだと私は思っています。
とにかく、不安が優先して物を捨てられない時や
断捨離すると決めたのに後回しにしてしまいたい時
それは脳の防衛反応だと理解して
その上で、あなたは何の為に断捨離をしたいのかを考えてみて下さいね。
綺麗な部屋を作った先に、今とは別人になった自分を想像しているはずです。
つまり、あなたは変化を望んでいるのですよね^^
それが答えなのです。
ならばやることは一つ。
不安や面倒な気持ちなど、そういった不快な気持ちと一緒に飛び込むことですよ^^
(と言う事で、私もここ1年手放せなかたニットを手放しました。涙)
この時期限定のフルーツインティ。
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