後悔と向き合う〜無意識の思い込みと意識の思い込み

 

ここ2週間ぐらい、あるテーマについて
ありとあらゆる方法でワークに取り組んでいました。

 

すると、いつもは私の中に小さな私(幼児期の私)を感じるのですが
今回は10歳の私が出てきました。

 

10歳の頃といえば、私が生まれて初めてダイエットをした時で
その時に「ダイエット」という選択をした事で結果的に摂食障害になったり
私が得るはずだったであろう沢山の事が失われて
そういう意味では私の人生の歯車が狂った時期とも言えます。

 

だけどその選択があって、沢山のものを失ったからこそ
今私はこうして心に興味を持っていると思うと
私にとっては最良の選択だったんだろうと思っていて

 

それに、幼い頃の環境は当時の自分ではどうする事も出来ないし
そういう意味では、私の命はこの道を通る事を選んで私として生まれてきたんだろうと
私の全てを受け入れてるつもりでいたんです。

 

だけどワークをしながら10歳の私を感じた事で
完全に全てを受け入れてはいなかったんだと知ることが出来ました。

 

 

たまにふと当時を思い出す事があったのですが、そういう時は決まって

 

「あの時ダイエットをしてなかったら、今頃どんな私になってたんだろう」

「あの時ダイエットをしたせいで身長がほとんど止まって、154センチの私」

「あの時ダイエットをしたせいで体質が変わってしまった」

そうやって考えていました。

 

 

そして今回は更に掘り下げてみると

「10歳に戻れたら、ダイエットという選択はしないだろうな」

「もし10歳に戻れるとしたら、人生やり直せるかもしれない」

そうやって思っている自分がいました。

 

過去の選択や、完璧ではない私の想いも丸ごと受け入れた上で
私らしく生きていこうと誓って、自分と向き合って生きていこうと決めていたから
私の中では、10歳の時の選択はもう済んだ事となっていたつもりでしたが
無意識に10歳の自分の選択に対して、後悔を繰り返していたんだと気付いてハッとしました。

 

10歳の自分の選択を後悔し続けることで
10歳の自分を責め続けてきたんです。

 

3歳の頃には既に叔母にデブデブと言われ、笑われ続けて
泣く事しかできなかった私は「私はデブ」というセルフイメージがこびり付いてしまい
それでダイエットという選択をしてしまった当時の私を
大人になった私は「後悔」という形で責め続けてしまっていたんです。

 

今の私が在るのは当時の自分の選択があったから。

当時の私を愛せていないなんて、そんなのは嫌だと心から思い
当時の私の心が癒されるように、「受け入れ、愛すこと」の意味を考え直し

 

154センチの私、今の体質の私を好きになる事で
10歳の頃の私が癒されるのなら、今の自分を無条件で好きになれる、そう思いました。

今の自分をどうこう思うよりも、
たくさん傷付いて、私の為に一生懸命頑張ってくれた当時の私に「ありがとう」を言いたい。
この気持ちが上回ったんですね^^

 

この事に気付いてから、ビックリするぐらい心が軽くなりました。笑
そして、心が軽くなって初めて、その事で心に重みがあった事を知る事が出来ました。

 

もうどうしてこんな簡単な事にずっと気づけなかったんだろう。。

 

 

ここ2週間で私が向き合ってきたテーマは、私にとってはとても大きな意味を持つテーマで
10歳の私に対する、今の私のジャッジが大きな隔たりとなっていた事が知れただけでも、大きな一歩となりました。

 

向き合う覚悟が決まり、内省を深めていくと
あなたも、あなたにとって最善の方法で感じ取れるようになるんですよ。

 

大きなテーマとなれば、心と体の両方で
向き合う事に対して反発をしてしまう場合もありますが(今回の私は正にそうでした)
それでもちゃんと、向き合う事を心に留めておく事が出来れば、必ずタイミングは来ます。

 

それで今日の記事でお伝えしたいのは
あなたにも、多かれ少なかれ後悔している事はありませんか?という事です^^

 

後悔は、ジャッジに繋がります。

そしてそのジャッジは、あなたの心の制限になります。

 

少し時間をとって、後悔している事を書き出してみると
私のように、重大な何かを見落としている事に気付けるかもしれません^^

 

それと。

意識では「出来ている」と思い込んでいても
無意識の蓋を開けてみると「出来ていなかった」というような事もよくあります。

わたしの様に、内省を心掛けている方は
「無意識の中にある思い込み」には結構敏感ですよね。
それが今の自分の心の制限になると知っているから。

 

だけど、意識で「思い込んでしまっている」というところには中々目を向けられません。

 

今回の私で例えると
「自分の人生を受け入れられている」と意識では思い込んでいても
無意識の蓋を開けてみると「実はそう思えていなかった」という事で

つまり、意識で都合よく思い込んでいただけなのです。涙

 

無意識の思い込みを見つけるのも大切ですが
意識で思い込んでしまっている事に気づくことも大切ですね^^

 

そうそう、後悔といえば最近の私の心の変化について。(興味無かったらすみません。。)

 

両親に笑顔を見せる事が出来ないまま、両親の人生が終わったとしたら
きっと私は笑顔を見せられなかった事を後悔するんだろうなって思っていたのですが

そう思っても中々「笑顔を見せる」ということが出来なくて
そうやって何年も何十年も過ごしていたけど
4月にやっと両親に笑顔を見せることができて以来

「このままだと後悔するんろうな」と思う事を行動に移していこうと思い、
先日、80代の伯祖母(祖母の姉)に会いに行ってきました。
(両親の記事はこちらからどうぞ)

 

東京に住んでいる70代の叔祖父(祖母の弟)に
たまに伯祖母に会いに行ってあげてね、って言われていたんです。

 

それ以来、
「伯祖母に会いに行きたい気持ちはあるけど、私が行くと気を使わせてしまうんじゃないか」
と1年以上も悩んでいたのですが

だけど、何かあった時に
『叔祖父との約束を果たせなかった事を後悔したくない』
『伯祖母に会いに行きたい気持ちを抑えてしまった事を後悔したくない』

そう思って、伯祖母に会いに行ってきました^^

 

伯祖母は一人暮らしで普段は話し相手がいないらしく
想像以上に喜んでくれて、3時間ぐらいずっと話しをしてくれて
私もとても楽しかったし、会いに行って良かったと心から思いました^^

 

写真は伯祖母がデイサービスで作った犬のキーホルダー。
中に鈴が入っていて、かわいい音が鳴ります^^

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