本当の自分を知るために大切なこと②

 

心の奥の奥にある本当の気持ちを知るためには、
意識だけで掘り下げていても、一向に見えてきません。

 

当然ですが、意識にはとても重要な役割がありますけど
自分の中にある本当の気持ちを知るためには、
無意識をちゃんと意識に上げないと見えてこないのです。

 

つまり、記憶を辿るように頭だけを使って内省をしても
なかなか本当の自分の気持ちに気づけないのです。

 

別の記事でも何度かお話させて頂いておりますが
脳はとても曖昧で、極端に言うと、嘘を真実だと思い込む事もできるので

癒しを深める事に関して言うと、
気候を辿ることは、そんなに重要なことではありません。

仮に、根本的な原因とされる記憶に辿り着いたとしても
だからと言って、癒しが進むことはほとんどないからです。

 

じゃあ、どこに視点を置いたら良いのかというと
それは"無意識に抑圧している感情"に気づくこと。

先ほど、脳はとても曖昧だとお伝えしましたが
傷となった感情は、ずっと昔の感情だったとしても、ちゃんと身体に残っているのですよ^^

思考をするのは(記憶を辿るのは)、頭で
感情を感じるのは、身体。
つまり、身体に意識を向ける必要があるのです。

 

内側にある本当の気持ちを理解するためには、抑圧している感情を見る必要があって

そして、その感情の中に入る事ができるようになると
記憶だけでは捉えられないような、本当の気持ちが意識に上がってくるようになるのです。

 

そうすると、これまで無意識に反応していたことの意味がわかるようになってきて
無意識の紐がスルスル解けてくるようになり

「そっか、そんなふうに思ってたんだ」と
幼少期の気持ちに寄り添う事ができるのです。

 

心を癒す方法って、本当にたくさんあって
私は、心の勉強をしつつ、信頼している方にセッションをして頂いているし
それはこの先形を変えることはあったとしても、当分はそうしていくと思います。

だけど基本的には、私は自分で自分を癒したいという気持ちを強く持っているので
できる限り、そうしていきたいとも思っているのですが

どちらにしても"抑圧している感情に気づくこと"の繰り返しが
とても重要なことだと感じているし、それなしには癒は進まない。

そんなふうに思います。

 

わたしは数年前までは、感情に鈍感というか
自分がこれまで何を感じてきて
今何を感じているのかが全く分からなかったのですが

コツコツ無意識と向き合ってきたことで
自分自身の本音が見えてくるようになり

ここ3年ぐらいで、悲しみや怒りや恨みなど
奥の奥にあった感情と向き合う事ができて

ちゃんと泣いて、ちゃんと怒りを感じられるようになりました。

 

数年前の私のように、自分の感情に鈍感だと感じている方は
感情を抑圧してしまっているのかなと思います。

と言いますのも
「感情を感じにくい」と感じている時点で
本当は何かを感じている自分がどこかにいる、ということに
無意識に気がついているということなるからです。

 

そんなふうに、無意識に意識を向けることができるようになると、
ちゃんと幼少期の感情が意識に上がってくるようになり
今の自分との繋がりを知る事ができるようになるのですよ^^

 

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お気に入りのノート。

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