数年前の私は「今を生きる」という言葉に、特別な何かを思い浮かべていたように思います。
なんていうか、「今を生きる」ができるようになると
今の私ではないもっと特別な私になれるんじゃないかとか
一瞬で環境が変わったり、目に見える変化を遂げるんじゃないかとか
そういう類の夢のような何かを重ねていました。
だけど、心のことを学べば学ぶほど、私が思い描いていた特別な何かは消え去って
そうしたらいつの間にかちゃんと、「今を生きる」を理解できるようになっていました。
それは特別な意味のない、真っ平らなもの。
「今を生きる」が出来るようになると
スピリチュアル的な何かへの目醒めが始まるとか
もっと人生が豊かになるとかそういうことではなくて
「今を生きる」っていうのは「今を感じる」ということで
そしてそれは「自分と向き合うこと」でもあります。
自分と向き合う事から、その先の世界が広がっていくんだと私は思いますし
今まで遠いと思っていた事に、近づけるようになってくる、そう思います。
ここ最近の私は、2年前に考えていたけど手をつけられなかった事を始めたり
自分でもビックリするぐらい、コミュニケーションに対するブロックが外れてきています。
こんなふうになれたのは、「今を生きている」から。
と言いたいところだけど、自信を持って「今を生きている」と言い切ることはできないかもしれない。
だけど少なくとも「今を生きよう」という気持ちと一緒に生きています。
その気持ちを大切にすることが何よりも大切だし
その気持ちを意識していくことで、しっかりと「今を生きる」を心で視覚化する事ができるようになる。
私はそう思っています。
北海道はまだ桜が咲いています。
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