心の内側から求めている願いはちゃんと叶う

 

先月から、アリートラウマ(発達性トラウマ)を勉強するためのクラスがスタートしました。(わたしは参加する側)

 

第一回目のテーマは「繋がり」。
そしてそれとは別で、初回だからなのか
コミュニケーションを深める事がメインだったように思います。

なので勉強というよりは、グループワークがほとんどでした。

 

こちらでも何度か書かせて頂いておりますが
私は幼少期に、両親と会話をせずに育ったので

今回のクラスのテーマでもある「繋がり」や「コミュニケーション」に関しては
幼少期の傷が、今のわたしに表面化されている事に気がついていたし
それもあって、それらに関して、もっともっと深めていきたいと思っていたところでした。

 

だけどこれまではどちらかと言うと
自分一人で無意識の反応を表面化していたのがほとんどだったのですが

やっぱり、自分一人で反応を意識にあげて内省を深めるよりも
心に興味のある方達と同じ空間の中で関わり合って(繋がって)反応を意識に上げていくのとでは
断然、後者の方が自分の内面を炙り出せるんだなと改めて実感しました。

 

と言いますのも、後々気がついて自分でも笑ってしまったのですが

繋がりに関する(コミュニケーションを深めることも含めた)グループワークが始まった瞬間

「もしかするとこのスクールは私の居場所ではないかもしれない」
「こんなワークをして何になるんだろう」
「逃げ出したい」

そんなふうに感情にのみ込まれてしまっていたのです。

 

私は両親とコミュニケーションを取らずに生活していたので
両親との繋がりを感じられずに育ったのですけど

小さな子どもが両親とコミュニケーションを取れず
繋がりを感じられないなんて、寂しくて悲しいに決まっていますよね。

ですから幼少期の私はおそらく、その寂しさや悲しみを感じないために
「コミュニケーション」や「繋がり」を否定してきたのでしょう。

 

なので、今回のグループワークのように
意識的にコミュニケーションを取る状況や、そういった場所にいると

「そんな事しても意味ないのにな」
「コミュニケーションなんてくだらない」
「この場所に来たのは間違えだったかもしれない」

このような反応が上がってきていました。

 

(こういった反応が出た時に大切なのは、どんな感情も否定しない事です。
「くだらない」なんて思ってしまった自分はヒドイ人だ、と自分をジャッジしない事。

幼少期の自分は、「くだらない」と思う事で心を持ちこたえていたのですから
当時の自分にとってはとても大切な、自分を救ってくれた思い込みなのです。)

 

そんなふうにして、本当は両親と仲良くしたいけど、仲良くできない現実を肯定するために
コミュニケーション自体を否定していたのです。

意識的にコミュニケーションをとっている人をジャッジして
私とコミュニケーションを取ろうとしてくれる人がいると心を閉じていましたし

何度かこちらにも書かせて頂いていますが
親子仲が良い家族なんかを見ると「仲良し家族なんて間違ってる」と否定して
「子どもに関与しないのが本当の愛情だ」と、小学生の頃にはハッキリとそう思っていました。

そう思う事で、コミュニケーションを取ろうとしてくれない両親だけど
それでも自分は愛されていると思い込めたのでしょうね。

 

 

と言う訳で、いつもなら、グループワークで炙り出された感情たちは
無意識の中にある反応なんだって理解できるのに
この時は思いっきり反応にのみ込まれてしまい、そのことに気づけずにいたのです。

とにかく、「このグループワークは自分には必要ない」「早く終わって欲しい」そう思っていました。汗

 

なんですけど、ワークが終わった後に先生が
「このワークの最中にどんな反応が起こりましたか?」と私たちに問いかけて下さって
その問いを聞いた瞬間に、ワーク中に完全に反応にのみ込まれていたことに気がついたのです。
こんなにも感情に飲み込まれるなんて久しぶりで、なんだか心の中で笑ってしまいました。

そして、さっきまでの気持ちがひっくり返って
「この場所にいる事は間違いじゃなかったんだ」と
これから先生の元で学んでいける事がとてもとても嬉しくなりました。

 

私自身はここ数年、反応に視点を置いて心を追ってきたのですけど
「このワーク中にどんな反応が起こりましたか?」という先生の言葉を聞いたときに
先生も心の反応をとても大切にされているんだという事が理解できたこと

そしてこのクラスで2年間かけて取り組むのは、アリートラウマの勉強と同時に
心の反応を意識化し、シャアし合う場所なんだと理解できたからです。

こんな素敵な場所があったなんて、私にとってはとても嬉しい事でした。

 

実はわたし、何度か心の反応に視点を置くコミュニティを作ろうとした事があるのです。
元々は参加する側で探していましたが、なかなかそれらしきコミニュティが見つからなくて

なので私も含め、クライアントさん達と、お互いの心の反応に対する気づきをシャアし
気づきを深めて、思い込みを手放していくコミュニティを自分で作るしかないなと思っていたのですが
なかなか行動に移せずにいました。

だけど今回、スクール内での先生の在り方や、私たちに向けて下さる問いかけなどから
こちらのスクールは、私がずっとずっと望んでいた
"心の反応を意識しシェアしていくグループ"なんだと分かって
それが本当に本当に嬉しくて。

ずっと夢見ていたコミュニティがまさか北海道にあったなんて。

 

心の奥底にある願いはちゃんと叶うんですね。
本当に嬉しくて感動したのですが
こういう事が起こると、私の心はとても満たされます。

幸せだな〜って思うんです。
こういった心の動きを大切に、ちゃんと私の中に染み込ませたいと思います。

 

…という感じで、こんなふうにして私の2020年がスタートいたしました。
ご挨拶がとても遅くなりましたが、本年もよろしくお願い致します。

 

前回はお年玉を例えにお話をさせて頂きましたが
実はあの数日後に、東京から帰省していた大叔父(祖母の弟)から
「帰ってきてるよ、会いたいよ」とLINEが来たので会いに行ったのですけど
そうしたらなんと、お年玉を頂いちゃいました^^

とても有難くて、なんだか使えそうにありませんが
大切なときや、大切な何かに使わせて頂こうと思っております。

 

それでは、(もう2月ですが)あなたにとって素敵な2020年になりますように。

 

今年の北海道は雪不足。
せっかくの冬なのに雪が少なくて本当に残念。

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